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フィンランド流 6時に帰る仕事術


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税理士事務所業界では、繁忙期はどこの事務所も12月から翌年5月と言うところが多いのです。この繁忙期の時期は、残業続きの事務所が多いのではないでしょうか。ご多分に漏れず、当事務所もこの時期は残業が続きます。

「早く帰宅するようにはどうしたらいいか」・・・自分の中で解決すべき大きな問題となっていました。
 
このようなときに目についたのがこの本。「フィンランド流 6時に帰る仕事術」
 
フィンランドではほぼすべての社員が6時には帰宅するそうです。しかも、国際競争力調査では、2001年から4年連続1位、最近でも5位にはいっている。一方、残業が日常化している日本は、2009年では18位となっているのだそうです。例えば、ノキアという携帯通信会社はフィンランドを代表する企業で非常に国際競争力のある会社として有名ですね。
このように毎日18時に帰宅して、しかも結果も出せる方法とは?
 
フィンランドでは、無駄なことは一切行わず、すべてにおいて合理的に仕事を進めるのだそうです。発言権のない会議には出席しない、無駄な会議はしない、作業する時間より考える時間を大切にする、ITを徹底的に活用する等・・・。
そして彼らにとって人生で何より大切なのは家族との時間で、仕事は二の次だそう。
そのようなヨーロッパ諸国の人々の価値観を少しでも多く自分の生活の中に取り込みたいと思わせられました。
 
 
日本では残業するのが当たり前となっていますが、それは18時に帰るということを許さない会社の雰囲気が一番大きな理由なのではないでしょうか。
 

世界的に見てもヨーロッパ諸国や中国なんかは残業をしないお国柄で、日本、アメリカは残業を厭わないお国柄のようです。
 
この本を読み終える頃には、仕事のやり方によっては18時帰宅も十分可能なのだと思わせてくれる本でした。18時は極端だとしても、どんなに繁忙期でも19時には仕事を終えれるように、工夫して いこうと思わせてくれる本でした。
 
 
残業の毎日から抜け出せない人に是非読んでいただきたい1冊です。

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